当クリニックのホームページにアクセスしていただきありがとうございます。私は平成13年9月1日に「大曲厚生医療センター(旧仙北組合総合病院)整形外科」に整形外科医師として赴任してきて、平成30年3月31日まで16年半勤務してきました。その後、平成30年4月24日、大仙市大曲田町に「大仙ごとう整形外科クリニック」を開業いたしました。診療科は整形外科、リハビリテーション科です。
整形外科は運動器の疾患を扱う診療科です。運動器とは、身体運動に関わる骨、筋肉、関節、神経などの総称です。運動器はそれぞれが連携して働いており、どのひとつが悪くても身体はうまく動きません。また、複数の運動器が同時に障害を受けることもあります。運動器はどうしても加齢による変形性変化が起きやすい部位です。整形外科は運動器の機能的改善を重要視し、背骨と骨盤というからだの土台骨と、四肢を主な治療対象にしています。また、運動器のスポーツ傷害や交通外傷、労働災害などによる外傷、切創、挫創などのケガ、打撲、捻挫、骨折、脱臼、関節損傷、脊髄損傷なども、整形外科が扱います。
整形外科では整形外科医師が骨・関節・筋肉・腱・手足の神経・脊椎脊髄の診断と治療を行います。診察による理学所見とX線(レントゲン)やMRI、エコー等の検査をもとにできるだけ正確に診断し、症状や病態にあわせて投薬、注射、手術、リハビリテーション等で治療します。「大仙ごとう整形外科クリニック」では手術以外をできるだけ当クリニックで完結できるように診療したいと思っています。当クリニックで診断した結果、入院しての手術の方が良いと判断した患者さんには近隣の信頼のおける病院に紹介する予定です。
診療に当たっては患者さんの話をよく聞くように心掛けるのはもちろんですが、私の独りよがりのクリニックにならないようにクリニックのスタッフの意見にも耳を傾け、スタッフを大切にしようと思っています。スタッフを大切にすることは当クリニックを受診する患者さんにも良い医療を提供できることだと思っています。患者さんとスタッフの笑顔が絶えない、明るい雰囲気のクリニックを目指し、地域医療に貢献できるように努力してまいりますのでよろしくお願いいたします。
大仙ごとう整形外科クリニック 院長 後藤 伸一